悪夢
正確には昨日の話なんだけど。
なんか久しぶりにぞっとする、というかそれ以上の悪夢を見た。
それまでのいきさつはさっぱりと忘れてしまったのだけれど、その映像だけはまだ頭の中にまだくっきりある。
それは、胴体をまっぷたつにされた女性の半身が、透明な巨大な球体に背中をくくられた状態で転がってくるように、ゆっくりと頭の方から現れてくる、という映像。
真白な顔と、両目から流れ出る血の赤が印象的だった。
最初、それが何かわからず?となっていたのだが、それが人間の半身だと気づいた瞬間に、私はうなり声を絞り出すように、大声で叫んでいた。
多分、現実の私の口からも声が出ていたんだろうと思う。
目覚めると体全体ががたがたと震えていて、しばらくその震えが止まらなかった。
「呪われた?」っていう直観的な恐怖が頭の中でいっぱいだった。
いろいろ追いつめられている、その心理の反映なんだろうか・・・それだけならいいんだけど。