ボストン美術館展にギリギリで滑り込む
明日で終了なので、焦って行ってきました。
正確には2回行ってるんですけどね。昨日の夕方と今日の朝と。
いや、昨日行ったら結構良かったもので(昨日は30分しか時間がなかった)。
噂通り、少数ながら力のある作品が多く、見応えありました。が、昨日はともかく今日はさすがに人多い。
ルーブルのときよりは全然マシだけど、あの小さな箱にこの人数では印象派はキツすぎる。
今日ようやくマイ鑑賞ポイントを発見できたのに、そこからはほとんど絵が見えない・・・
あー、もう一回行きたい。
今回以外と室内画を気に入ってしまい、ちょっとびっくりしている。4点しかないんですがね。デ・ウィッテとサーンレダムがよかった。
他に気に入ったのはエル・グレコ、トゥールーズ=ロートレック、マネの肖像画、あとピサロの数点。あ、コローの「花輪を編む娘」と「鎌をもつ草刈り人」もよい。
気づいたのは、なぜかシスレーが嫌いだというところ。不思議だ。
ゴッホも良かったけど、人が多くて上手く鑑賞できず。モネの積みわらも離れたところでゆっくり見たかった。「モネ部屋」は思っていた以上にいい作品が集まっていた気がする。
最終的には2日あわせて満足ってところ。
いつも通り土産にポストカードを買うのだが、見た瞬間に心をわしづかみのカードが。
思わず手に取ったのだけれども、実際にどこにあったか記憶にない。
まあ、昨日のことだったので、今日改めて確かめてみたら、実物は思ったよりよくないのよね・・・ジョン・コンスタブルの「ストゥア谷とデダム教会」。
カードだと吸い込まれるような風景の広さがあるのに、実物にはそれが感じられず。うーん、こういうのはちと珍しいですね。何でだろう?
帰りしな、三条のブクオフに寄り道。なんか単行本500円セールをやっていたので覗いてみる。で、美濃先生らのグループが出した『感情とクオリアの謎』(昭和堂)を購入。
シンガーの『one world』の翻訳もあったけど、パス。買っとけば良かったか・・・(あれ?献本でいただいたような、そうでないような)他にもなんかやたらと某山内先生関係の本があったな。誰かまとめて売りに出したのだろうか?