学会発表終わりました→今日聴講してくれた皆様

本日、無事発表終了。

一時は危ぶまれていた発表原稿もなんとか仕上がり、とりあえず終了した後の「ほっと感」はこの上なく。

つい、発表会場にPCの入ったキャリーバッグを放置して、昼飯に出かけてしまうほど(完全に記憶からはずれていた。後で気づいてぞっとする)。

批判的な質問を沢山頂戴したおかげで、自分の方向性を見直すことが出来たし、なぜか発表題材のウルフに拘っていた自分のからを脱して、自分のオリジナルへと突き進む覚悟ができたような気がする。

そういう意味では、批判的な質問は自分のロングへディッドをただすためだったと肯定的に受け止めておこう。

なので、今回字数を割いたウルフの議論の擁護は来年の投稿論文では相当削られる予定。両立論をウルフの理論でやっつけるってのは、(発表した限りでは)それなりに一部にはウケがよくて評判のいい議論なのだけれど、それを放って、やっぱり今回論じ損なったウォルデン・ツー問題に焦点を持ってきてウルフを乗り越える形で持論を展開するのがゴールだとわかった。

なんにせよ、学会発表はするもんだ。自分に何が足りないか、何をすべきかを的確に教えてくれる。

自分が書いて雑誌に載る論文にこれだけ多くの先達同僚の助けがあることを改めて気づかされてちょっと感動。